お客様の声に耳を傾け、より良いモノづくり・サービスの提供を目指す
マーケティング部門に所属しており、欧州、アフリカ、アジア、中東向けのプロモーションを担当しています。新製品導入の際の販売促進策の立案・実施、各国の販売代理店のマーケティング活動支援が主な業務です。具体的には、プロモーション用ビデオ、写真、ポスター等製作、海外向けウェブサイトやSNSの運営、各種媒体での広告宣伝、代理店向けのオンラインセミナーの実施などです。 国内外の広告代理店や各国の販売代理店との協業で行うため、メールやウェブ会議など社外とのやり取りが担当業務の中では大きな比重をしめています。ビデオや写真撮影の為、海外出張へも行くことがあります。ポーランド、フランス、イタリア、中国等、目的に応じて様々な国で撮影を実施しています。
数年前からSNSやWeb媒体を使ったデジタルマーケティングに力を入れています。デジタル分野は日進月歩で、新しいマーケティングツールや施策が次々に生まれます。その中から、信頼できる情報を選択し、効果的で実効性のある販売促進策を立案・実行するのは容易でなく、日々試行錯誤しながら業務に取り組んでいます。 最近では、6カ月間に渡り、専門講師を招き販売代理店向けにデジタルマーケティングについての講座をオンラインで実施しました。初めての試みだったので少し不安でしたが、海外の販売代理店から、「こういうのを待ってたんだよ!」、「勉強になった!」とポジティブなフィードバックをもらえた時は嬉しかったです。専門家からのアドバイスは、私たち自身にとって、とても勉強になるものでした。 このように、販売代理店と一緒に日々新しい事を学び、成長を感じられることが、やりがいの一つです。
マーケティング部門は社内において海外のお客様との接点が一番多い部署です。各国の販売代理店からだけではなく、SNSやウェブサイト経由でユーザーさんから直接コメントや問い合わせを受ける事もあります。このようなお客様から届く声や情報を社内に向けてもっと発信していきたいと考えています。 私自身、業務に取り組む中で、業務を遂行すること自体が目的になってしまう場面が多々あります。社員一人一人の業務や想いが製品やサービスを形作っていることは紛れもない事実にも関わらず、その事を忘れてしまいがちです。 業務の合間のふとした瞬間に、お客様とそれぞれが携わる業務のつながりを感じられるような環境整備に携われたらいいなと感じています。それぞれが携わる業務に今以上に誇りをもち、やりがいを感じられるようになることで、より良いモノづくりやサービスの提供につながるのではないかと感じます。
現在、海外と関わりのある仕事をしていますが、大学入学前は全くといっていいほど海外へは興味がありませんでした。大学1年生の夏、学生向けのスタディーツアーへの参加の誘いがあり、「面白そう!行ってみようかな」という軽い気持ちで参加しました。 行き先は東アフリカのケニアで、地方の村でホームステイをしました。短時間ではありましたが、言葉も文化も異なる現地の方々との時間は今でもはっきりと思いだすことができます。この旅がきっかけとなり、“海外とつながりのある仕事”〝開発途上国の自立を支援できる仕事“に携わりたいという気持ちを強めていきました。 私の学生時代のターニングポイントでした。時間や環境が許す限り、新しいもの・こと・人との出会いを大切に、学生時代を過ごしてみてください。その時は無意味に思えるような事でも、いつか自身の糧になるような事がたくさんあると思います。 また結婚、育児、介護など様々なライフイベントがあり、その時々で優先事項は変化していきます。私自身、結婚、出産、育児を経験する中で、働く事についての考え方や働き方が大きく変化しました。保育園への送迎の為の時短勤務や子供の突然の発熱時の休暇取得などで、自分ひとりでの業務完結が難しい場面が以前より増えました。そのような時でも、やまびこは安心して上司や同僚のサポートが得られる、とても恵まれた職場環境だと日々感じます。