私たちやまびこグループは、世界最高レベルの環境技術と安全・安心で革新的な良く働く機器とサービスで、社会と人々に信頼と感動をもたらし、期待され、豊かな自然と共生する輝く未来創りに貢献する企業を目指しています。
今回の展示会では、農作業の電動化や省人・省力化、カーボンニュートラル等の課題解決にむけて、当社が研究・開発を進める環境技術、製品、次世代エネルギーシステムなどをご紹介します。
主な出展予定製品
バッテリー機器の充実
低振動・低騒音・排ガスゼロでスマートな作業を実現するバッテリー機器群を充実のラインアップでご紹介します。
また、協業企業様と連携して取り組んでいるバッテリーツールのコンセプトモデルもご紹介します。省力化・省人化に寄与する作業機
従来のラジコン機能と自律走行機能を切り替えることにより、作業場面や条件に応じた草刈りを実現しました。また、LiDAR*1とGNSS*2を搭載することで屋外屋内どちらでも自律走行が可能になっています。
*1 周囲の情報から作業機位置の推定とマップ生成を行う技術です。
*2 複数の衛星からの距離情報を得ることでより精度の高い作業機位置を把握できます。
重労働で危険な作業である草刈り作業をもっと「楽」に「身近」に行えるよう、小型リモコン式草刈機の研究・開発に取り組んでいます。
バッテリー駆動により環境にやさしく、軽量で持ち運びが可能なほか、リモコン操作により、傾斜地などの危険な場所でも安全な場所から作業が可能な革新的な草刈機を目指します。電源スイッチを入れて、テザーハンドルを引っ張るだけの簡単な操作で作業者に追従します。
エンジン技術訴求による環境共存技術への提案
電動製品のラインアップ拡充にも取り組んでいますが、当社の製品は小型で高出力を必要とするため、現行のバッテリー性能では対応できない部分も多いと考えています。
そのため、合成燃料(e-fuel)やバイオ燃料(バイオエタノール、ETG燃料、MTG燃料)の研究・開発を進め、カーボンニュートラルへの貢献を目指しています。
やまびこは、チェンソーや刈払機などの小型屋外作業機械用に、バイオエタノールを10%混合した燃料「E10」に対応する製品を北米市場中心に展開しています。
また、エンジン部品のゴムやアルミを腐食させやすいなどのバイオエタノール燃料の課題にも対応し、更にエタノール濃度が高い「E100*」を使用した実証試験にも成功しました。
*バイオエタノール98%とエンジンオイル2%の混合燃料
次世代エネルギーシステム
日中の太陽光が十分な時は太陽光パネルで発電し電力供給を行い、同時に余った電気を蓄電池に充電します。
日照量の不足で太陽光が望めない場合や夜間は蓄電池から電力を供給し、さらに蓄電池の残量が減った場合は発電機が充電を開始します。
今後電動化が進み、これまで以上の電力消費が想定される農業現場において、環境性とBCP対策を兼ね備えた解決策としてご提案します。
展示会情報
日時 | 2024年10月9日(水)~10月11日(金) 10:00~17:00 |
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会場 | 幕張メッセ 4~8ホール ブース番号:4-24 |
住所 | 千葉県千葉市美浜区中瀬2-1 |
入場料 | 無料(事前来場登録必須) |
公式HP | https://www.agriexpo-week.jp/hub/ja-jp.html |
お問い合わせ先
株式会社やまびこ 商品戦略部 佐々木
メール:innovation_info@yamabiko-corp.co.jp