株式会社やまびこ(以下、当社)は、i Labo株式会社(以下i Labo)と水素エンジン発電機の実証機を共同開発しました。
この実証機は、2024年3月29日から30日にかけて東京都江東区有明で開催されるフォーミュラE 2024 Tokyo E-Prix にて初公開されます。
当社の100kVA Shindaiwa発電機をベースに、i Laboが水素燃料で運転可能なエンジンに置換する「水素化コンバージョン」を実施しました。
この発電機は、水素燃料を燃焼させて発電を行うため、運転時の CO2排出を限りなくゼロにし、 カーボンニュートラルへの貢献が期待されます。フォーミュラE イベント会場では、約10台のフードトラックにクリーンな電力を供給する予定です。
水素燃料は、2050年のカーボンニュートラル達成に向けた水素社会の早期実現を目指して、「水素基本戦略」が政府によって策定されるなど、最も期待されているエネルギーソースの一つです。
当社は、2024年2月21日に、建設現場などのカーボンニュートラルに貢献するShindaiwa発電機・溶接機19機種のバイオ燃料(RD)対応を発表しました。今後も企業活動を通じて、カーボンニュートラルの達成に向けた貢献を加速していきます。
【i Labo株式会社について】
水素エンジン研究の実績をもとに、部品交換、制御変更等により既存のディーゼルエンジンを、水素を燃料として運転可能なエンジンに置換する「水素化コンバージョン」の普及によって産業領域における脱炭素化の早期実現を目指しています。
■URL :
https://h2ice.co.jp/