ニュースカーボンニュートラル社会の実現に向けた次世代発電システム「マルチハイブリッドシステム 10kVA」の販売を開始しました | 新ダイワ【公式】

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2025.06.18

カーボンニュートラル社会の実現に向けた次世代発電システム「マルチハイブリッドシステム 10kVA」の販売を開始しました

株式会社やまびこ(以下、当社)は、発電機メーカーとしての技術力を活かし、カーボンニュートラル社会の実現に貢献する革新的な発電システム「マルチハイブリッドシステム 10kVA」の販売を開始しました。

本システムは、太陽光発電*、蓄電池、発電機を組み合わせ、稼働状況や天候に応じて電力を最適に供給するもので、晴天時は太陽光発電の余剰電力を蓄電池に蓄え、発電機の稼働を不要にします。
*太陽光パネルは別途手配が必要となります。

そして、悪天候時は蓄電池からの電力供給を優先し、発電機の稼働を最大90%以上*削減することが可能です。これにより、再生可能エネルギーの最大活用とCO2排出量の最小化を実現します。発電機単体で電力供給した場合と比較して、化石燃料由来の軽油の使用量は最大90%の削減となり、コスト削減にも寄与します。
*発電機単体を24時間稼働させた場合の試算値との比較

また、騒音や排気の低減による快適な作業環境の提供に加え、災害時の独立電源やBCP用途にも適しており、建設現場やイベント会場、再エネ志向の自治体・企業等における省エネ・脱炭素ソリューションとして幅広い活用が可能です。
 

マルチハイブリッドキューブ10kVA(左)と、システムを構成する発電機(右)


主な特長 
本製品は以下の特長を備え、多様な現場ニーズに対応が可能です。

  • 発電機稼働時間を最大90%削減
    騒音・排気・燃料補給の手間を大幅に軽減します。
  • 新エネルギーマネジメントシステムK-EMS(ケムズ)を搭載
    発電機の稼働を最小限に抑えることで運用効率を最適化し、燃料残量の遠隔通知も可能です。
  • 遠隔監視・セキュリティ対応 
    ISO/IEC27001に準拠したセキュリティ環境のもと、複数現場の同時管理が可能です。
  • 三相・単相同時出力対応
    多様な電力ニーズに柔軟に対応します。

想定される活用シーン(ターゲット市場・ユーザー層)

  • 建設現場:仮設電源としての活用
  • イベント会場:静音・無臭により来場者や周辺環境に配慮
  • 災害対策・BCP用途:停電時の独立電源として信頼性の高い運用が可能
  • 再エネ志向の企業・自治体:再生可能エネルギー活用を通じたカーボンニュートラル推進に貢献 

マルチハイブリッドシステム10kVAの詳細は「第7回 国際建設・測量展」のカタログに掲載されています。

カタログQRコード

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カタログ公開期間:2025年6月18日10:00~2026年6月1日


詳細な仕様のお問い合わせや導入に関するご相談は、下記にご連絡ください。
株式会社やまびこ
エネルギーソリューション推進室
メール:energy@yamabiko-corp.co.jp

当社のカーボンニュートラルに向けた取り組み

地球温暖化に伴う異常気象や災害リスクの高まりを受け、世界では「2050年カーボンニュートラル達成」という共通目標に向けた具体策が求められています。やまびこは、課題解決に向けて同じ志を持つアライアンス企業と協力し、これまで培った知見と技術を最大限に活用した革新的な発電システムを開発し、それらを支えるサービスとソリューションを提供することで、持続可能な輝く未来づくりに貢献します。

■当社のカーボンニュートラルソリューションをまとめたWEBサイト
 https://www.yamabiko-corp.co.jp/shindaiwa/special/id=gogreen/top/
 

 

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