株式会社やまびこ(以下、当社)は、環境対応の合成燃料の普及などを目指すeFuel Allianceに2021年5月に加盟しましたのでお知らせいたします。
当社は、前身の旧共立、旧新ダイワ工業の設立から約70年にわたり、農業・林業・緑地管理など世界中の自然と環境、それに関わる企業や人々の活動を支えるための製品を開発、提供し続けてきました。
当社は「人と自然と未来をつなぐ」という企業理念のもと、地球環境をよりよい状態に保つことを責務とし、これまでも環境負荷の少ない内燃機関の開発・製造に取り組んでまいりました。しかしながら、地球環境は年々深刻さを増しており、企業にはより一層の環境対応が求められています。当社では、動力源にバッテリー電源を使用した製品群の充実を図るとともに、内燃機関においてもカーボンフリーの合成燃料の将来的な活用を進める方針です。
【eFuel】CO₂(二酸化炭素)とH₂(水素)を合成して製造された燃料を合成燃料という。原料に大気中のCO₂を使用するため、燃料の燃焼によりCO₂が排出されたとしても大気中のCO₂量は増加しない。特に、原料となるH₂の製造過程においてもCO₂が排出されることがないよう、再生可能エネルギー由来電力により調達されたH₂を用いたものをeFuelという。
【eFuel Alliance(ドイツ)】地球温暖化防止に貢献するカーボンニュートラル燃料(climate-neutral synthetic fuels)を確立・普及させ、世界中で使用されることを目標に掲げる団体。石油、自動車および自動車部品、機械・プラントエンジニアリング、航空・海運、化学、エネルギー等の様々な業界の企業、団体、個人が加盟。