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2023.01.31

ハイブリッド自律型エネルギーシステム開発に向けた共同実証実験に着手

このたび、株式会社やまびこ(以下、当社)とMIRAI-LABO株式会社(本社:東京都八王子市、代表取締役社長:平塚 利男、以下 MIRAI-LABO)は、ハイブリッド自律型エネルギーシステムの開発に向けた共同実証実験に着手しました。当社とMIRAI-LABOは2021年12月24日に資本業務提携契約を締結し、これまで両社技術を活かした「ハイブリッド自律型エネルギーシステム」の開発検討を進めてまいりました。本システムの妥当性検証のため、当社の本社屋上に小規模実験設備を設置し、実証試験に着手いたしました。
 

1. システム構成
当社本社屋上において、MIRAI-LABO製の太陽光パネル、リフィルバッテリー式発電機G-CROSS(以下G-CROSS)および当社、遠隔監視装置付き発電機を設置しました。(写真-1)太陽光パネルにより発電された電力はG-CROSSに供給されますが、天候不良による発電供給量の低下、また使用電力量が増加し、バッテリー容量が規定量以下に低下した際にはG-CROSSからの信号発信により自動で当社発電機が稼働し電力供給を行います。これにより環境変化および使用電力量が変化しても常に安定した電力を供給することができます。 システムの基本構成図は以下となります。(図-1)

 
写真-1 当社本社屋上における実証実験の様子
図-1 システム基本構成図
 

2. 実証実験
本システムの実証実験は、使用電力量を変動させながら常に安定した電力が供給できることの確認を行います。また、当社において既に技術確立している遠隔監視装置により当社発電機の稼働状況や、太陽光パネルの発電量およびG-CROSSのバッテリー容量などの情報を常時モニタリングします。(写真-2,図-2)また、当社発電機の運転にはバイオ燃料を使用しており、カーボンニュートラルに寄与するハイブリッド自律型エネルギーシステムとなっています。

 
写真-2 遠隔監視装置によるモニタリングの様子

図-2 モニタリング画面

3. 今後の展開
本実証実験を通じて、再生可能エネルギーを用いた地産地消のマイクログリッドの研究を進め、脱炭素化の促進を行っていきます。

以上
 

 

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