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2024.02.21

バイオ燃料に対応した発電機および溶接機19機種を発表しました

株式会社やまびこ(以下、当社)は、建設現場などでのカーボンニュートラルを推し進めるため、クボタ製エンジンを搭載した発電機9機種、溶接機10機種(合計19機種)において、欧州規格 EN15940に準拠したバイオ燃料(RD)の使用に関する検証試験を完了しました。これにより、新たにご購入いただく機種はもちろんのこと、既にお手持ちの同機種においても、バイオ燃料(RD)が使用可能となります。
※RD=リニューアブルディーゼル

当社は、昨年7月に自社開発した Shindaiwaバイオ燃料(RD)発電機のコンセプトモデルを初公表し、その後、昨年12月に初めて国内で実証工事に参画しました。
※2024年2月6日 発表リリース
当社のバイオ燃料発電機が国内初の実証工事に参画しました
https://www.yamabikocorp.co.jp/news/detail/id=14584

その後、株式会社クボタエンジンジャパンの協力を得るとともに、更なる実験・検証を経て3kVAから60kVAまでの発電機9機種での対応を確認しました。



溶接機については現場で定評のあるShindaiwa 溶接機において、10機種でのバイオ燃料(RD)対応が可能です。
特にShindaiwa ワンダスティックハイブリッド溶接機 HDW310M-Iが昨年、省エネ大賞を受賞し、既に従来比▲60%の温室効果ガス削減を可能としておりましたが、今回のバイオ燃料(RD)対応で、より一層のカーボンニュートラル化を建設現場などで実現します。



今後も当社は、あらゆる企業活動を通じてカーボンニュートラル実現に向けた貢献を加速してまいります。


【バイオ燃料(RD)について】
食料と競合しない廃食油や廃動植物油等を原料として製造される次世代型バイオ燃料で、ライフサイクルアセスメントベースでのGHG 排出量で石油由来の軽油と比べて約90%の削減を実現します。HVO(Hydrotreated Vegetable Oil:水素化処理油)の一つであり、既に欧米を中心に広く流通実績があり、国内では伊藤忠エネクス株式会社が欧州規格EN15940に準拠したRD燃料の輸送および給油に係る一連のサプライチェーンの構築を行っております。なお、他の燃料との混合使用は不可となります。

【RD燃料に関するお問い合わせ先】
伊藤忠エネクス株式会社
産業ビジネス部門 環境ビジネス部 次世代燃料開発課
TEL 03-4233-8073
FAX 03-4533-0115
E-mail: enex_hvo@itcenex.com
 
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