
仮設ハウスへの電源供給には、一般的な可搬形ディーゼル発電機を使用。電気が止まるのを防ぐため、負荷が小さくても発電機を運転し続けなければならず、運用面で課題があった。
「蓄電池」と「パワコン」を内蔵した「マルチハイブリッドキューブ」と「専用発電機」に「太陽光パネル」を組み合わせた『マルチハイブリッドシステム』による電源供給に切り替えることで、太陽光で発電した電力を蓄電池を通じて仮設ハウスに供給。発電機はほどんど動かないので、燃料の削減とCO2排出量の削減を同時に実現します。
メリット1:燃料の使用量を70~90%(※)と大幅に減少
昼間は太陽光。夜は発電機で蓄電池を無駄なく充電するので発電機の稼働時間を大幅に削減します。それに伴い、使用する燃料も大幅に減少し、給油回数も激減します。
※組合せる太陽光パネルの発電量で変化します。
メリット2:騒音・振動が少なく、事務所や休憩所が快適に!
太陽光と蓄電池のおかげで発電機の稼働時間はごくわずかです。そのため、発電機から発するエンジン音や振動に 晒される時間も少ないので、仮設ハウスの静かで快適な空間を実現します。
メリット3:エアコンの予約設定ができる
24時間、蓄電池から電気を供給できるので、冷蔵庫の電源を切らずに帰れます。また、エアコンのタイマーをセットすれば、真冬や真夏の過酷な環境でも、早朝からストレスなく仕事に打ち込めます。
メリット4:CO2排出量を大幅に削減
MHは発電機単独に比べ使用燃料を大幅に削減できます。加えて「バイオ燃料(RD)」に切り替えるとCO2のさらなる削減が可能となります。
「マルチハイブリッドキューブ」は「パワコン」と15kWhの「リユース蓄電池」を一つのキャビネットに収めた『キュービクルタイプ』なので、設置工数を大幅に削減できます。
遠隔監視サポート
MH運用のアドバイスから故障時の原因調査まで遠隔監視によるコールセンターからサポートいたします。
定期点検
専門技術者による年に1回の定期点検を行います。常にMHを最適な状態に維持します。