エンジンカッターに求められる「高出力」「高トルク」の基本性能を磨きつつ、現場で求められる「信頼性」を大幅に向上しました。特に、作業中に発生する「粉塵」に対して、新ダイワの独自技術である「4ステージエアクリーナシステム」を搭載。エンジン内部へのダストの侵入を大幅に低減することで、これまでにない「信頼性」を確保しました。
使いやすさと信頼性を追求!
4ステージエアクリーナシステム
過酷な作業環境からエンジンを守る、高性能エアクリーナを搭載しました。キャブレターに流入する粉塵を4つのステージで分離潤滑します。【ステージ1】大きな粒子を「遠心力」で分離、【ステージ2】荒い粒子を「サイクロン気流」で分離、【ステージ3】細かい粒子を「メインフィルタ」で分離、【ステージ4】さらに細かい微粒子を「サブフィルタ」で分離。エアクリーナのダスト分離性能が従来機(ECD7500S)に比べ、およそ7倍と大幅に向上しました。エンジントラブルの原因の一つである、「粉塵」の混入を大幅に抑制します。
高耐久の防塵リコイル
新しいエンジンカッターには、細部までこだわりの「粉塵対策」を施しています。その一つに、リコイル内に侵入する粉塵を防ぐため、「ダストシール」をリコイルに組み込みました。粉塵によるリコイルトラブルを予防し、耐久性も向上。作業現場におけるエンジン始動に対する信頼性を一段と高めました。ハンドル一体型防振
エンジンカッター作業中に感じる、「振動」を低減するため、合計10箇所でハンドルを支える、「防振設計」を施しました。作業中に伝わる振動を抑え、疲労感を軽減します。
エンジンカッターの基本性能はそのままに、新しく「分離潤滑機構」を搭載した「分離潤滑シリーズ」をラインナップに加わりました。2サイクルエンジンでは、ガソリンと2サイクルオイルをあらかじめ混合した「混合燃料」が必要でした。この「混合作業」の手間を削減する、「分離潤滑機構」を本体に組み込むことで、「ガソリン」と「2サイクルオイル」をそれぞれ給油するだけで、すぐに使える新しいエンジンカッターを開発しました。
タンク別給油
「ガソリン」と「2サイクルオイル」それぞれに、専用タンクを設置。「ガソリン」と「オイル」を確実に補給するだけで、機械内部で自動的に適正な混合比で「ガソリン」と「オイル」を混合します。
混合燃料不要
混合燃料が不要なので、給油には発電機や溶接機などに使用する「ガソリン」と専用の「2サイクルオイル」をそれぞれ用意しておくだけですので、煩雑な燃料の管理が不要となります。スケルトンタンク採用
「ガソリン」や「2サイクルオイル」の残量が一目で把握できる「スケルトンタンク」を採用。機械を使用する直前に確認すれば、「オイル切れ」によるエンジントラブルや「ガス欠」による作業中断のリスクを予防できます。オイル1タンクでガソリンを約12回まで給油が可能です。集塵ファンを内臓
カッターカバーに組み込まれた「集塵ファン」により、作業中に舞い上がる「埃」を強制的に集塵し、専用バッグに埃を排出します。また、別売りの使い捨て用バッグなら、満杯になったら、バックごと交換することで、集塵袋のメンテナンスが不要となりました。