「温室効果ガス」を約60%削減!ハイブリッド溶接機 ワンダスティックHDW310M-I

「温室効果ガス」を約60%削減!ハイブリッド溶接機 ワンダスティックHDW310M-I

現場溶接はカーボンニュートラルのステージへ

ハイブリッド溶接機「ワンダスティックHDW310M-I」は、ディーゼル溶接機に「キャパシタ」と呼ばれる「コンデンサ」で構成された『蓄電ユニット』を搭載することで、キャパシタ内に蓄えた電気でアーク溶接をアシスト。溶接作業中のエンジン回転数を抑えることで、一般的なディーゼル溶接機に比べ大幅な燃費向上が図れました。手棒溶接、280A、使用率50%における「CO2排出量」は、同じ300AクラスのDGW310MCに比べ、およそ60%の削減を実現します。「脱炭素社会」におけるニューノーマル。カーボンニュートラルに貢献する、ハイブリッド溶接機「ワンダスティック」をぜひお試しください!

低燃費を実現した「ハイブリッド溶接システム」

ハイブリッド溶接機には自動車で例えると、ハイブリッド自動車のバッテリーに相当する「キャパシタ」を搭載。溶接電流を「キャパシタ」でアシストすることで、280Aの大出力でもエンジン回転数を抑えることが可能となり、低燃費を実現しました。溶接棒の交換などの「待機時間」を活用して「キャパシタ」を充電します。

スマートな「アイドルストップ機構」

作業の待機中に設定時間が経過すると自動でエンジンが停止する「アイドルストップ機構」を標準装備。「キャパシタ」の恩恵により、エンジン停止中でも常に電圧をキープしているのでエンジンを始動せずに、そのまま溶接作業を開始できます。溶接作業が始まるとエンジンは自動で再始動するので、オペレーターの操作は不要です。ハイブリッド溶接ならではのスマートな「アイドルストップ」は、温室効果ガスのさらなる削減に大きく寄与します。

スムーズな「溶接スタート」

「キャパシタ」の力により無負荷電圧を最大85Vと高く設定することで、スムーズなアークスタートを実現しました。加えて、エンジン停止中からの溶接スタートも、エンジン始動することなく溶接作業が開始できます。

電撃防止機能付き

溶接休止中の溶接機の出力電圧を低減し、湿気の多い場所・高所・周囲に危険がある著しく狭い場所などでの溶接作業の安全性をより高め、電撃事故の発生を軽減する効果が期待できる、「電撃防止機能」を装備。安全面にも配慮しました。

3.0kVA、100Vインバータ出力電源

3.0kVA、100Vインバータ出力電源を搭載。エンジン駆動中に加え、「キャパシタ」からの電源供給も可能。エンジン始動を待たずに、電動工具やLED照明などの電気機器を使用できます。

安心の5年保証

作業性と環境性の両立を支えるキャパシタ(蓄電ユニット)は、大電流での急速充放電が可能な「蓄電器」です。長期間の使用にも耐えられる仕様に仕上がっておりますので、「5年保証」を付けました。ですので、安心してご使用ください。

「オイルガード」標準装備

機内の総油量以上をカバーするオイルガードは、河川や土壌への燃料やオイル漏れを防止します。環境への配慮も万全です。

ダブルエコ

極超クラスの「極超低排出ガス」と「極超低騒音」を両立した、Wの環境性能のワンダスティック

極超低排出ガス

温室効果ガスの一つである「CO2排出量」は、300Aクラスのディーゼル溶接機に比べておよそ60%を削減します。(当社DGM310MCとの比較。比較条件:Φ6mm棒を定格280Aで溶接。1日の作業時間は8時間(1時間当たりのアークタイム15分)、CO2排出量は軽油1L当たり2.58kgとして試算。HDW310M-Iは、Wエコ溶接・アイドルストップ機能ONで、溶接休止中はエンジン停止。従来機DGW310MCはスローダウン機能ONで溶接休止中はスローダウン運転)

極超低騒音

ハイブリッド溶接システムによる、溶接作業中のエンジン回転数を最適化することにより、騒音性能は「極超低騒音」の『55dB(A)/7m』を達成。国土交通省「超低騒音型建設機械」指定機です。