ニュース大阪・関西万博「令和の万葉大茶会2025」に水素エンジン発電機を出展しました

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2025.06.12

大阪・関西万博「令和の万葉大茶会2025」に水素エンジン発電機を出展しました

株式会社やまびこ(以下、やまびこ)とi Labo株式会社(以下、i Labo)が共同開発を進めている水素エンジン発電機の実証機が、2025年6月6日(金)に開催された大阪・関西万博のイベント「令和の万葉大茶会2025(飛鳥・万博大会)」内の第二部「令和の万葉フェスティバル」に出展されました。

本イベントは、元号「令和」の典拠である万葉集の編纂者・大伴家持の世界観を、現代のテクノロジーである水素エネルギーを通じて再現したものです。日本の多様な文化や精神性、調和の心を五感で体験していただくと同時に、自然を愛する日本人の精神が最先端の環境技術へと受け継がれている姿を、世界に発信することを目的としています。

今回出展した水素エンジン発電機は、やまびこの100kVA Shindaiwa 発電機をベースに、i Laboが水素燃料で運転可能なエンジンに置換する「水素化コンバージョン」を実施しており、水素燃料の燃焼によって発電を行うため、運転時の CO2 排出を限りなくゼロにします。 
本機は、クリーンエネルギーによる伝統文化の演出に貢献するだけでなく、持続可能な次世代エネルギーの可能性を来場者にアピールしました。

なお、やまびことi Laboは、昨年開催された「フォーミュラE 2024 Tokyo E-Prix」においても本機を出展し、会場のフードトラックへ安定的な電力供給を実現するなど、水素インフラ整備に向けた取り組みを継続しています。 
今後もやまびこは、カーボンニュートラルの実現に向けた技術開発を進めてまいります。

■過去のプレスリリース 
フォーミュラE 2024 Tokyo E-Prix にて水素エンジン発電機による電力供給に成功しました
https://www.yamabiko-corp.co.jp/news/detail/id=14992

【i Labo株式会社について】 
水素エンジン研究の実績をもとに、部品交換、制御変更等により既存のディーゼルエンジンを、水素を燃料として運転可能なエンジンに置換する「水素化コンバージョン」の普及によって産業領域における脱炭素化の早期実現を目指しています。
■URL : https://h2ice.co.jp/
 

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