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2025.04.03
株式会社やまびこ(以下、やまびこ)は、太陽建機レンタル株式会社(以下、太陽建機レンタル)と協業し、新開発のBESS型※1 「shindaiwa 50kVAマルチハイブリッドキューブ」 を活用した建設現場の電力供給に関する実証運用を進めています。本実証運用は2024年9月に開始し、その際のプレスリリースでCO2排出量の約7割削減※2を目標として公表しました。今回、96日間の運用を経て、当初目標を上回る約9割※3のCO2排出量削減を確認しました。この結果を受け、本システムの有効性がより明確になり、建設現場におけるさらなる脱炭素化への貢献が期待できます。
※1 BESS(バッテリーエネルギー貯蔵システム)※2 発電機単体稼働との比較時※3 24時間稼働試算値ベース
本システムは、晴天時は太陽光発電の余剰電力を蓄電池に蓄え、発電機の稼働を不要にするとともに、雨天時は蓄電池からの電力供給を優先し、発電機の稼働を最小限に抑える制御を行います。これにより、再生可能エネルギーの最大活用とCO2排出量の最小化を実現します。発電機単体で電力供給した場合と比較して、軽油代は約89%の削減となり、コスト削減にも寄与しています。
また、発電機の稼働時間削減により、以下の副次的な効果も期待されます。
・メンテナンスコストの削減(オイル交換・フィルター交換の頻度低減)・作業環境の改善(エンジン音低減による現場作業員のストレス軽減)
今後も本実証運用の結果を活かし、システムの有効性をさらに高め、建設現場のさらなる脱炭素化に貢献してまいります。
■やまびこのカーボンニュートラルソリューションをまとめたWEBサイト
https://www.yamabiko-corp.co.jp/shindaiwa/special/id=gogreen/top/
■マルチハイブリッドキューブに関する過去のプレスリリース
1) 新開発 BESS型「shindaiwa 50kVAマルチハイブリッドキューブ」の実証運用を開始~太陽建機レンタル株式会社との協業により、独立電源供給時のCO2排出量および軽油消費量の削減効果を検証https://www.yamabiko-corp.co.jp/news/detail/id=15417
2) マルチハイブリッドキューブ 技研製作所と実証実験を開始https://www.yamabiko-corp.co.jp/news/detail/id=15090
【太陽建機レンタルについて】建設・土木の工事現場や各種イベント会場などに建設機械、各種産業車両や機械、小物機械など様々な機器を貸し出し、レンタルを通じて地域社会の街づくり、これからの豊かな国づくりへの貢献を目指しています。