当社はデジタル技術を活用することで「革新的な生産性の向上」「既存ビジネスモデルの変革」 「新規ビジネスの創出」を実現し、 中長期的な企業価値の向上を目指すべく、DX戦略を策定しております。 また、2023年4月には経済産業省が定める「DX認定事業者」の認定を取得するなど、DX対応を重要な経営戦略の一つと捉えており、今後も戦略に基づいた各施策を着実に実行していきます。
世界最高レベルの環境技術と安全・安心で革新的な良く働く機器とサービスで、社会と人々に信頼と感動をもたらし、期待され、豊かな自然と共生する輝く未来創りに貢献します。
・世界最高の製品とサービスを提供し続けること
・自然と環境の明日を担う人と企業に貢献すること
・業界のリーダーとして顧客を創造し業界の成長を牽引すること
・やまびこにつながる全ての人々を幸せにすること
当社の戦略は、企業価値向上の為にデジタル技術を革新的な生産性向上に利用し、コストダウン、効率化を目指す「DT1」、既存ビジネスの変革を担い、データにより付加価値を加え収益拡大効果を目指す「DT2」、DT1/DT2を通じて新規ビジネスを創出し新たな収益の獲得モデルを目指す「TR」を実現することです。戦略に基づき人材育成にも注力します。
2020年5月1日付けでデジタル戦略室を新設し、DX推進の準備を進めてまいりました。 デジタル化およびデジタル人材育成に着手すると共に、2023年1月に同室を経営企画部内に移管の上、経営企画部が旗振り役となり、全社的な活動に発展させています。
IoTを活用した新たな成長モデルの構築を目指し、2019年にその案件形成母体としてプロジェクトチームを設置し活動を開始しました。
社内ポータルサイトにおいてやまびこDX通信(旧・ DX瓦版)を発行し、デジタル戦略課の活動並びに社内課題点について社員向けに情報発信してまいりました。
グループウェアの更新のためのインフラ整備、拠点間VPN網の増速と統一化、社内LAN環境の改善を実現しました。また、工場稼働情報収集のための専用ネットワークを構築しました。
2020年より要求定義、要件定義に着手し、2022年3月より基幹システム更新プロジェクトを立ち上げ、部品表業務改善、原価計算高度化、情報分析基盤構築に取り組んでおります。
1.部品表関連業務効率向上策(部品表共通化) 設計変更プロセスの改善、部品表関連業務の効率化、開発機種の原価試算業務の効率化を目的としたPDM(Product Data Management)の刷新、およびPLM(Product Lifecycle Management)の導入を行いました。今後は各種部品表の連携による業務の効率化を評価いたします。
2.情報分析基盤(経営指標、予算管理)構築 経営に資する分析指標をタイムリーに必要な粒度で提示可能とするため、そのデータを集積(DWHの構築)することを目的とし取り組みました。 活動にあたっては統合データベースを構築し、BIツールにて多様な粒度で状態を確認可能といたしました。今後は基本計画立案時の支援、実行段階での予実管理に寄与いたします。
3.原価計算高度化 適切な原価管理を目的とした新原価計算制度のシステム構築は完了し、運用準備に取り組んでおります。尚、一部機能につきましては改善し運用を開始しております。
YAMABIKO LINKのブランドを立ち上げ、ディーゼル発電機や再生可能エネルギーを活用した電源供給システムに遠隔監視装置を設定して、発電機や電源供給システムの稼働情報をクラウド経由でデータ保管、監視、データ活用ができる製品展開を推進しております。 ロボット事業はヨーロッパ拠点を中心にIoT技術を活かした事業を展開していると共に今後日本国内の開発と協業してまいります。
DX戦略の進捗状況について(2024年12月現在の進捗)
DX戦略の進捗状況について(2023年12月現在の進捗)
DX戦略の進捗状況について(2022年12月現在の進捗)