エコーインクが50周年を迎えました

エコーインクが50周年を迎えました

2022年11月15日、株式会社やまびこの米国子会社であるエコーインコーポレイテッド(以下、エコーインク)が50周年を迎えます。エコーインクは、1972年に前身となるアメリカ共立の設立以降、50年に渡って北米における緑地管理作業を支え、Outdoor Power Equipment(以下、OPE)の進化に貢献してきました。

OPE市場におけるエコーインクの歴史

エコーインクの前身となるアメリカ共立は、1972年、イリノイ州 ノースブルックにアメリカにおけるOPE製品の販売拠点づくりを目的に設立されました。翌年は中東戦争勃発に端を発したオイルショックの発生により、薪を用いた暖房が見直され、薪づくりのためのチェンソーの需要が一気に高まったというタイミングでした。 1978年にエコーインクが発売した世界初となる手持ち式パワーブロワは、現在も世界中で使用されているパワーブロワの原型となっています。その後もエコーインクは、アメリカのOPE市場に数多くの革新的な製品を生み出し続け、アメリカのOPE市場で高い存在感を放っています。

Outdoor Power Equipment(OPE)とは?

OPEとは、庭や公園などの緑地管理に用いられる屋外作業機械のことです。日本ではあまり馴染みがありませんが、緑地管理が文化となっている海外においては非常に大きな市場となっています。刈払機やチェンソー、パワーブロワ、ヘッジトリマーといった製品が代表的で、海外では日常的に広く使用されています。

緑地管理業者(ランドスケーパー)

庭や緑地の管理が文化となっているものの、300~1,000坪といった広大な敷地を所有する家庭が多い米国においては、その作業は非常に重労働です。春から夏にかけては芝刈り、秋には大量の落葉を処理するといった作業を日常的に行うことは困難であり、ランドスケーパーと呼ばれる緑地管理業者と契約して管理を委託するケースが一般的です。 ランドスケーパーは契約している家庭を回って効率的に作業を行うため、使用するOPEには高い耐久性と作業性が求められます。エコーインクはランドスケーパーのようなプロユーザーが快適に良い仕事ができるOPE製品を提供しています。

プロ向け製品ブランド「Xシリーズ」

「Xシリーズ」はエコーインクが2016年から展開しているプロ向け製品ブランドです。過酷な環境下での使用を想定して開発されており、プロユーザーのヘビーユースにも耐えられる高い耐久性と効率的な作業を実現する作業性を持っています。

バッテリー製品シリーズ「ECHO eForce?」

エコーインクは顧客の様々なニーズに応えるべく、2022年1月より一つのバッテリープラットフォームであらゆるOPE製品が使用可能な新たなバッテリー製品シリーズ「ECHO eForce?」を北米市場に投入しました。「ECHO eForce?」は、ランドスケーパーなどプロユーザーでも快適に作業することができる新時代のバッテリー製品シリーズです。