2025.08.07
株式会社やまびこ(以下、当社)は、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みの一環として、広島事業所(広島県山県郡北広島町)に太陽光発電設備を導入し、本年5月よりコーポレートPPA(自家発電サポートサービス)を開始しております(※1)。この度、従来のコーポレートPPAにSDGsの達成に向けた活動を推進する公益法⼈やNPO法⼈への寄付を組み込んだ寄付型コーポレートPPAサービスを実施いたしましたので、下記のとおり、お知らせします。
やまびこグループは、「人と自然と未来をつなぐ」という企業理念の下、事業の発展を通じて、世界中の自然環境と、共に歩む全ての人の美しい未来をつくる企業を目指しています。特に、気候変動は重要な課題と捉えており、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを国内外で推進しております。
今般、取り組みの一つとして、広島事業所(広島県山県郡北広島町)建屋屋上に自家消費型太陽光発電設備(出力:1,469kW)を設置し、発電した再生エネルギー由来の電力を事業所にて使用する寄付型のコーポレートPPAを開始いたしました。これにより、年間約625.0t-CO2(初年度見込)の二酸化炭素を削減いたします。
本サービスは、従来のコーポレート PPA 契約に、SDGs の達成に向けた活動を推進する公益法⼈や NPO 法⼈への寄付の実施を組み込んだ取り組みです。
当社は、東京都内の森林保全、里山保全活動に継続して取り組むほか、地域社会と連携しさまざまな自然環境保全活動を推進しています。今回の寄付型コーポレートPPAでは、本サービスの提供事業者である東京センチュリー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤原 弘治)による、認定NPO法人環境リレーションズ研究所(Present Tree in Tokyo)への寄付を通じて、東京都檜原村への植樹を行い、東京に美しい里山を再生し、人と自然との共存を維持する取り組みにつなげてまいります。
今後も、再生可能エネルギーのさらなる利活用やSDGs達成に向けた活動を行う団体への寄付などにより、エネルギーの脱炭素だけでなく、より主体的な環境保護への取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
(※1)5月9日付 お知らせ https://www.yamabiko-corp.co.jp/news/detail/8883/
■本事業の概要
事業場所 | 広島事業所(広島県山県郡北広島町新氏神35) |
設備概要 | 太陽光発電システム |
想定年間発電量 | 1,145,978kWh |
発電予定期間 | 2025年5月~2045年4月(20年間) |
発電設備 | 1,469.1kW |
■広島事業所(広島県山県郡北広島町)
■寄付先 Present Tree(認定NPO法人環境リレーションズ研究所)の概要
「Present Tree」は、認定NPO法人環境リレーションズ研究所が2005年1月にスタートさせた森林再生と地域振興の同時実現を目指すプロジェクトです。自然災害で森林が消失したところ、里山として保全していくべきところなど、さまざまな理由で森づくりが必要とされている場所に、各地域の植生にあった樹種を選んで混植し、10年かけて天然林に近い森に再生していきます。
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社やまびこ 経営企画部
電話:0428-32-6111(代表)
Email:ir6250@yamabiko-corp.co.jp